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夏の終わり。

一昨日まで、暑くて寝苦しかった夜が続いていた。

きっと 熟睡もできていなかったのだろう・・・

昨晩は気温も下がり、「久しぶりにぐっすり寝たぁ~!」って感じがした。

  

  庭から聞こえていた蝉時雨が 

  日に日に弱くなってきているのにも気づく。

  庭から聞こえてくる虫の声も いつしか秋の声に変わるのだろう。

  今年の夏も もう終わりなのだなぁ~

以前読んだ本の一節を思い出す。

日本人は 虫の声を左脳で聞ける唯一の人種なのだそうだ。

右脳だけで聞けば、単なる物音や雑音にしか聞こえないものを

虫の「声」として、「言葉」として、聞いている・・・ってこと。

相手が言った「言葉」から、「意味」を汲み取る作業と似ている・・・・と。

  

  急に弱々しくなった蝉の鳴き声から・・・

  一ヶ月もしないうちに鳴きだすだろう秋の虫たちの声から・・・

  一体 なにを汲み取れるのだろう・・・・わたしは。

  

 本日の読書メモ 『真夜中の五分前 Side A』 本多 孝好

  

Book 真夜中の五分前 side-A (1) (新潮文庫 ほ 18-1)

著者:本多 孝好
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おくり盆に・・・

主人の休日が、昨日、今日だったので、

送り盆となってしまったが、二人の実家にお線香あげに。

主人の父親は、私が嫁になる数年前に亡くなっている。

お墓に刻まれた没年は 54歳。 

義母は それから一人で頑張ってきた。

主人もあと6~7年すると お義父さんの歳に追いつき、そして追い越す。

おじいちゃんの存在を知らずに育った娘達も 写真を手に

「おじいちゃんって、お父さんに似てるよね!」

    そうじゃないよ~。お父さんが おじいちゃんに似てきたんだよ!

お義父さんが亡くなって20年。

同い年のお義母さんは当然ながら 20歳も姉さん女房になった。

  

  「あの人のお母さんでもおかしくないほどの年の差がついちゃった。

   いつの日か天国で会うとき、私だってことが わかるかね・・・・?」 

   と、静かに笑う義母。

    

    お義父さんは いつもお義母さんのそばにいて

    お義母さんを見てるから わからないわけがないよ!

    きっと わかる・・・・

 

      

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タイムスリップ森鴎外

  以前、「タイムスリップ明治維新」 鯨 統一郎著を読んだが

  今回は同著者の「タイムスリップ森鴎外」

大正時代の名豪「森鴎外」が

80年後の現時代の渋谷にタイムスリップしてくる。

前の時代で鴎外は 誰かに命を狙われていた。

渋谷で知り合った今風ギャルの女子高生2人と、その仲間の協力を得て、

危害を加えようとした者の正体を暴くため、

前の時代に戻るための奮闘が始まる。

鴎外が現代に来てしまったことにより、

鴎外失踪と取り扱われており、失踪以後執筆された作品が

はじめから なかったものになっていた。

  

  歴史をかえた鴎外を、現代でも謎の殺し屋が命を狙う・・・・。

  鴎外が生きた時代、前後して

  沢山の作家が表舞台に出て行った時代。

  夏目漱石、芥川龍之介、太宰治などが微妙に絡み合って

  興味深くなっている。

 

  森鴎外の命を狙ったのが 意外にもあの人だったとは・・・・。

タイムスリップ森鴎外 (講談社文庫) Book タイムスリップ森鴎外 (講談社文庫)

著者:鯨 統一郎
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新・携帯電話

1年半使っていた携帯電話。

最近すぐに電池が減って充電回数が増えていた。

色も型もお気に入りだったドコモのドルチェ。

手放すのが 惜しかった・・・。

Dscn1814

  →   Dscf1406

新しい携帯は 最新式のSH704i 

ワンセグなのだが超薄型。

また 数年の付き合いになる。 よろしく~!

  本日の読書メモ 『 超短編 』 傑作選vol.6

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八日目の蝉

古本屋でしばらく前に購入して、長編のため読む気力が持てず

2ヶ月もの間、放置してしまっていた。

一昨日から読み出し、あっという間に読み終わる。

 ~心揺さぶる長編サスペンス~

と、帯には書いてあるが サスペンスとは感じない。

 

事件に巻き込まれた被害者やその家族より

罪を犯してしまった加害者の心情に寄り添うように書かれている。

でも、どんなに大切にしたいと思っても、それが法を犯して得た宝物なら

けして それは長く自分の手の中には 留まってはくれないのだ。

この題にもなっている 『 八日目の蝉 』。

   幼いとき、セミの生き様を知ったとき、あんまりだ・・・って思わなかった?

   と、 千草に聞くわたし。 でもね・・・と話だす。

    「ほかのどの蝉も7日で死んじゃうんだったら、別に悲しくないかって。

    もし、7日で死ぬって決まってるのに自分だけ生き残っちゃったとしたら

    そのほうが悲しいよね・・・」

   しかし、ラストに近い頃、千草がわたしに言う。

    「死ねなかった蝉の話覚えてる? 7日目で死ぬより

    8日目に生き残った蝉のほうが悲しい・・・って言ったよね。

    それ、違うかもね。8日目の蝉は ほかの蝉が見れなかったものが

    見れるんだから。ぎゅっと目を閉じていなくちゃいけないほどに

    ひどいものばかりでもないと思うよ・・・」

犯罪被害者であることで これまでの自分の人生すべてが

台無しになってきた「わたし」 

だが、お腹に宿した命を授かり、加害者の面影を偲ぶことで、

八日目の蝉になる勇気を持つことが可能かもしれない。

八日目の蝉 Book 八日目の蝉

著者:角田 光代
販売元:中央公論新社
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