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朝のひと風。

朝の混み合った電車のなか

妊婦さんが乗車してきた。

明らかにお腹が大きいとわかる妊婦さん。

つり革につかまっていた私は

誰か席を立ってくれはしないだろうか・・・と、

辺りを見回した。

  

  

 まだお腹が目立つ前や、

 安定期に入る前の妊婦さんは気づいてもらえない。

 かと言って「お腹に赤ちゃんがいますので・・・」と

 催促するのも勇気がいることだろう。

 『妊婦キーホルダー』を配っている都道府県があると

 TVで観たことがある。

 東京だったかな 大阪だったか・・?

 さりげなくバックに付けておく。

 それを見つけた人は 席を譲ってくれると言う。     

 交通手段に電車利用が圧倒的な

 都会ならではの知恵なんだろうな。

 思いつきそうで、思いつかないことかもしれない。

 グッド・アイデアだと思った。

   しかし、声を発してのコミュニケーションを

   苦手とする現代人らしいと 少し寂しくもなった。

   GOODなアイデアが 

   益々人と関わらない社会を作っていく。

 

 

 試験勉強中だったのか

 参考書を開いていた男子学生、

 「どうぞ…」 妊婦さんに声を掛けた。

 そして、妊婦さんも

 「ありがとう!」と嬉しそうに返し

 好意に甘えていた。

   ほっと 胸をなで下ろす。

   相手を思いやる気持ちから出た行為は

   周囲の空気も和ませ、

   朝の慌ただしい通勤風景に 

   穏やかな一風を送り込んでゆく。

   

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