おみょうにち。
人と別れるとき、何と言うだろうか。
「さよなら」「じゃあね~」 「またね・・・」それとも「Bye Bye」
先日、年配の女性から
「おみょうにち、おしづかに」 と、言葉を掛けられた。
さよならするところだったのに、思わずその方を引きとめ、
「どんな意味なのでしょう?」と、お聞きしてしまった。
「おみょうにち」とは 「お明日」と書く。明日のこと。
これからやって来てくれる明日に 『御』の字を付けるなんて
どれだけ 有り難く思うんだろう・・・・。
「おしづか」は 何事もなくとか、無事にとか。
「明日がまた 平々凡々でありますように」ってことらしい。
平凡な明日を生きられること。昨日と同じ今日を迎えることが出来て、
今日の延長上にある明日を生きられること。そして
また貴女に逢うことが可能な未来でありますように・・・・
そんな沢山の願いを込めた仙台弁なのだということを
教えてくださった。
しかし、今の若い人の間では 全く使われない。
こんな素敵な言葉を さらりと口に出来るお嬢さんがいたら
とっても とっても 素敵・・・・。
本日のDVD観賞 『メールで届いた物語』
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